今回は静岡県熱海市伊豆山にある「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」に宿泊したブログです。前々から気になってはいたのですが、インターネットの口コミを見るとどうも女性向けなのかな?と思わせるところがあり、後回しになっていたのですがちょうど部屋が空いていたので即予約です。
熱海駅でタクシーを拾い、伊豆山の高台にある宿に向かってカーブの多い道を登りました。歩いていこうものならなかなか大変だと思います。しかし、道すがら運転手さんの話を聞いていると、観望には大いに期待が高まりました。
ホテル外観からロビーへ
宿に到着。夜はライトアップされて綺麗なのかもしれませんが、残念ながら外に出る気が起きなかったので昼間の写真のみ載せておきます。
こちらのロビーでチェックインしました。外観は地味だなと感じましたが内装はお洒落でありながらも落ち着いた感じで非常に好感が持てました。
ホテルの名前がクレッシェンドということで音楽を連想させますが、まさにその通りで館内には音楽関係の書籍や立派なピアノがあります。
このように、ロビーにはバッハの胸像がありました。2階にもあったのでバッハ推しの宿のようです。
ここでウエルカムドリンクをいただきながらチェックインです。ノンアルコールの桜ソーダです。ロビーからの眺めもかなり良く、外のテラスでお茶をすることもできるようです。残念乍らこの日は風が強かったので管理人は遠慮しましたが…。
露天風呂付き洋室ツインタイプ
部屋に入るとこのようなものがありました。「ささやかではありますがお菓子をご用意しております」とのことです。こういうちょっとした心遣いが嬉しいですよね。
この日は朝食を抜いて小腹が空いていたので美味しくいただきました。ホテルオリジナルのお菓子のようで、見た目も味も文句なしです。
さて、部屋の方を見ていきましょう。今回は「露天風呂付き洋室ツインタイプ」に宿泊しました。まず部屋に入るとこのように大きな窓が目に入ります。熱海の海と街が一望できるであろうことがうかがえますね。
椅子に腰かけて外を眺めることができます。
ベッドはルームはこのような感じです。ベッドはシモンズ製W1400×L2000(mm)を2台並べたものとなっています。
枕元にコンセント、目覚まし時計がちゃんとあります。部屋によってはベッドが窓向きになっているものあるようです。
43インチのテレビが有りますが、滞在中は使用しませんでした。管理人は旅先でテレビを見ることはあまりありません。奥に見えるように部屋にはiPadが設置してあり、コンシェルジェへの要望はこれで連絡することになります。
部屋には高機能マッサージチェアもありますが管理人は使用しませんでした…。
音響機器も揃っています。音楽をテーマにした宿だけあってなかなかのこだわりです。CDはバトラーに頼めばいくつか用意してもらえるようです。
いつものミニバーチェックといきましょう。
定番のコーヒーや紅茶に加え、静岡だけにお茶が用意してありました。こちらのはなかなかの拘りがあるようでバトラーから詳しく説明を受けました。
こういうちょっとした気遣いが嬉しいですよね。
冷蔵庫の中身はこれだけです。ポカリスウェット、静岡茶、ビール、コーラの4本です。まあ、そんなにがばがばと飲む人でなければこの程度で十分かもしれません。管理人はすぐ喉が渇くのでもう一声という印象ですが…。
ドレッシングルームです。すぐ隣がトイレとなっています。
クレンジングクリームなどもありました。お肌のケアに気をつかう女性には嬉しいサービスですね。
アメニティ類は、歯ブラシ、髭剃り、串など一通り揃っていました。
こちらが寝間着です。
こちらが館内着ですが、管理人は私服で動く方が好きなので着用はしませんでした。
客室付き露天風呂
さてお待ちかねの客室付き露天風呂です。浴槽のデザインは部屋によって異なるようですが、管理人的にはこの四角形のデザインが一番しっくりきます。なので、”当たり”ということにしましょう。
夏であれば湯上りはここで涼みながら一杯やりたいところですね。
すぐ隣にはシャワールームがあるので身体はこちらで洗うことになります。
露天風呂からはこのような景色を見ることが出来ます。この部屋は「グランバッハ熱海クレッシェンド」でも特に眺めがよいと聞きました。
こちらが夜景です。空気が澄んでいたのでとても綺麗でした。
こちらは明け方にとった写真です。これほど眺めが良い宿はなかなか無いのではありませんか?しかし、熱海は良い街ですよね。
ラウンジ
こちらは2階にあるラウンジです。軽食やコーヒー紅茶、夜はアルコールもいただけるそうです。
ナッツやチョコ菓子などがありました。
コーヒー、紅茶、ジュースなどが置いてあるので時間があればぜひ立ち寄ってみると良いでしょうね。
ラウンジにはバッハ関係の書籍がいくつもおいてありました。音楽が好きな方ならここでゆっくりと本を読むのも良いのではないでしょうか。部屋に持ち込めるかどうかは分かりませんが…。
ラウンジからの眺めもかなり良いです。熱海を一望できますね。
こちらは夜のラウンジにあった軽食です。食後のデザートとしていただくのがよいでしょう。
夜のラウンジはこのような雰囲気です。
綺麗な夜景を楽しみながら一杯…といきたいところです。
しかしぼっちの管理人はリア充空間には耐えられずにお菓子を食べて退散しました。
夕食
さてお待ちかねの夕食です。朝夕ともに宿泊者専用のレストランでいただくことになします。
まずは本日のアミューズ
アスパラガスの冷製フランです。美味しかったのですがもう一声欲しかったなという気も。
こちらのパンはおかわり自由です。全体的に量はそんなに多くないのでパンをおかわりしてお腹を満たすというのもありかもしれません。
相模湾で水揚げされた桜鯛の炙りです。味は非常に美味で文句なしなのですがもう一声欲しいんですよねえ。フレンチでそんな文句を言う方がおかしいでしょうが。
金目鯛とタラ目のフリットです。美味しい!美味しいんですがとにかく量が少ない。
パンをおかわりしました。パンが美味しいレストランに外れは無いと思います。
駿河湾産の赤座海老です。見た目は豪快ですがすぐにたいらげてしまうことができます。味は美味しかった。
メインの牛肉料理です。美味しい美味しいフィレ肉なのですがとにかく量が少ない…。あっという間に完食です。
ジムやゴルフシュミレータ―など
クレッシェンドにはジムが備わっています。ちょっと食べ過ぎたのでカロリーが気になると言う人や早朝のランニングをしたいという人には嬉しいですね。
ゴルフシュミレータ―やビリヤードルームもありましたが予約制のようです。
マッサージチェアに座りながらテレビを鑑賞できる空間も
管理人はあまり好きではないのですが大浴場もあります。
朝食
さて最後は朝食です。プレリュード、サラダ、スープ、卵料理と続きます。卵料理に加えて肉料理やパンの種類を選ぶことが出来ます。各種料理のカロリーが記載されているのは女性にとって嬉しいのではないでしょうか?野菜中心に500キロカロリーと全体的に健康志向の朝食ですね。
こちらは「飲むサプリメント」だそうです。ヨーグルトやジュースは美味しかったのですが、酢だけは残してしまいました。健康に良いのは分かっていますがどうも苦手なもので…。
近隣農家でとれた野菜のサラダです。なんというか、野菜そのものですね。嫌いじゃありません。かぶりついて食べました。
この野菜スープが美味しかったです。毎日こんな健康な朝食をとりたいものです…。
この卵料理とベーコンもよく口に合いました。
管理人もたまにはカロリーを気にして低カロリーなパンを選びました。
レストランからの眺めです。夜景もとても綺麗だったのですが写真を撮り損ねてしまいました…。
総評
音楽をテーマにした宿、いちいちオシャレな調度品、健康志向の食事など、やはり女性向けの宿であると感じました。夕食朝食ともにガッツリ食べたい人には少し物足りないかもしれません。一応、ルームサービスも頼むことが出来るので、どうしてもお腹が空くという人はそちらで満たしましょう。露天風呂からの眺めは素晴らしいですし、フィットネスルームなどもあり、雰囲気の良いラウンジに美味しいお菓子のサービスと至れり尽くせりの宿だと思います。
スタッフの方も親切そのもので、ちょっとしたお願いにも快く応えていただきました。一泊では勿体宿だと思うので、今度は連泊してゆっくりと過ごしてみたいですね。
施設データ・宿泊料金・アクセス情報
客室数 全16室 / 露天風呂付き客室有
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
〈泉質・効能〉
泉質: カルシウム硫酸塩温泉
効能: リュウマチ、冷え性、打ち身、ねんざ、婦人病、肩こり、腰痛、神経痛、胃腸病 など
宿泊料金
露天風呂付き洋室ツインタイプ 66,149円 ~(税別)お一人様 1泊2食付
【アクセス】
熱海駅から車・タクシーで約15分
高級宿はどこで予約するべきか?
管理人は「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」で予約することが多いです。
その他には「Relux」「じゃらん」「るるぶ」などを利用していますが頻度は低いと思います。
楽天を使う理由はポイントプログラムやクーポンの充実、
そして管理人が楽天経済圏に住んでいるからです(モバイル等は使ってませんが…)
一休についてはポイント還元プログラムとダイヤモンド会員特典が気に入っています。
このダイヤモンド会員特典は、冷蔵庫の中身が無料になったり特別なお土産がもらえたりもします。
ただ、Yahooトラベルも独自の経済圏でお得なポイントプログラムが用意されています。
Reluxにも特典がありますし、るるぶやじゃらんもそれぞれ割引プログラムなどがあります。
ただ、このサイトで紹介している様な高給宿に泊まることを考えると、
「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」か「Relux」のいずれかになるでしょう。