今回は静岡県伊東市吉田にある「EASE IPPEKI」の宿泊ブログです。部屋は「プレミアムツイン」です。こちらは2023年の7月にオープンしたばかりの宿です。部屋数は7室とのことで、おこもり型のスモールな宿となっています。ネット上にもレビューはまだまだ少なく、開拓し甲斐がありそうだなあと思って予約をとりました。
伊東駅から車で20分ほど、一碧湖のすぐそばに「EASE IPPEKI」があります。熱海で降りてから1時間ほどでしょうか。宿への道はやや急な坂道を登っていく必要があるのでは運転には注意が必要でしょうね。
宿泊棟のすぐ目の前にはカフェテラスがあります。席数は多く、宿泊客が座れないということはないでしょう。
テラスからは一碧湖とその周辺の景色を眺めることが出来ます。これはなかなか素晴らしい景色です。
高台に位置している為、遠くまで見通すことが出来ます。ここでリラックスしながらドリンクを楽しみたいですね。
1階はカフェになっていました
さて、「EASE IPPEKI」の特徴は宿泊棟の1階に朝から利用できるカフェがあるということでしょう。
1階部分はカフェラウンジ、2階はオフィス、そして3階部分が宿泊施設となっています。
どちらかというと、こちらのカフェラウンジがメインの施設となっているようです。泊まれるカフェといった趣でしょうか。
こちらのカフェは宿泊客以外も利用することが可能です。ランチの時間帯には地元の方が利用されているようです。朝食やディナーの時間となると宿泊客がメインになるのかもしれません。朝食、夕食ともにこちらでいただくことになります。外に出ることも可能ですが交通の便を考えるとやや億劫ではないかと管理人は思います。
プレミアツインルーム
それでは宿泊階を見ていきましょう。
部屋そのものは広くないのですが、7室しかないこともあってかなり広々としたフロアになっています。
ちなみに、部屋の鍵はこのような電子ロック式となっています。宿泊客ごとに番号が割り振られるため、いちいち部屋のキーを持ちだす必要がありません。これは素晴らしいと思います。部屋のキーを置き忘れて慌てるということがありませんからね。
部屋に入ってすぐはこんな感じです。ここで既に無駄な装飾などは省いていますよ…という趣向が伝わってきますね。とても好みです。
さてこちらがプレミアツインルームです。テラスとバスルームに繋がる大きな窓がこの部屋の特徴のようですね。
部屋の広さは40平米ほどで一般的なシティホテルのツインルームやダブルルームと同じです。しかし、非常に機能的な空間となっており、無駄な間取りが無い為かとても広く感じます。
こちらがツインのベッドです。セミダブルのベッドが2台あります。
部屋の明るさを枕元で管理できますし、コンセントもちゃんと用意されています。まあ、このあたりは今どきのホテルなら当たり前ですが…。
ベッドに寝転がると大きな窓から半露天風呂を、そしてやや遠く感じますが一碧湖を眺めることができます。部屋によってはベッドからより一碧湖を近く感じることができるようです。これに関しては別の部屋に泊まってみないと分かりませんね…。
ちなみにシモンズ製ベッドの寝心地はかなり良いです(笑)
テラスから一碧湖を眺める
右側がバスルーム、左手奥がテラスとなっています。
そういえば、あれテレビが無い…?と思ったらテラス側にありました。
ここに腰掛けてみなさいということのようです。角度的にベッドに寝転んでテレビを見るのは不可能ですね(笑)
さて、こちらがテラスからの景色です!どうなのかな~と思っていましたがこれはかなり良いですね。比較的に天気がよかったのでちゃんと一碧湖を眺めることができました。水面に反映する光がとても綺麗でした。
一碧湖は約10万年前の噴火でできた火口湖。湖面には周辺の山や緑の木々、空に浮かぶ白い雲などが映しだされて訪れる人々を魅了します。特に紅葉のシーズンは真っ赤に染まった樹木が美しい湖を彩ります。水辺には珍しい植物を見ることができ、チョウジソウの群生は県内で唯一自生していると言われています。四季折々に違った景色が楽しめるため、旬の風景を求めてたくさんの人が訪れます(引用元:https://itospa.com/spot/detail_54018.html)
ちなみにすぐ下にはテラスがありますので、あまり薄着をしていると恥ずかしい思いをすることになるかもしれません…。
冷蔵庫の中身は!
さて、いつものチェックをしていきましょう。
タオルは一体どこにあるのだろうと思って探したらこちらにありました。2人分ですね。
これは部屋着です。着心地がよく、かなり余裕のあるサイズでした。身長180越えの人でも割と大丈夫ではないかと思います。
さて、お楽しみの冷蔵庫ですねえ。
酒が4本と水が2本でした!これは全て無料、というか宿泊代金に含まれています。後で余分な代金を支払う必要はありません!テラスで一杯やりたいところですね!
ドレッシングスペースと半露天風呂
こちらがドレッシングルームというかスペースですね。シンプルイズベストといったデザインで良いですね。
洗面台は清潔そのものです。文句なしです。
アメニティ類は宿オリジナルブランドのようでした。
竹作りの歯ブラシはなかなか使い心地がよかったです。
広い広い洗い場付きの半露天風呂!
さて、こちらが半露天風呂です。御覧のようにかなり広い洗い場がついています。また、半露天なので屋根付き、解放されている部分はごくわずかです。
浴槽は信楽焼の陶器で作られています。湯船はそれなりに大きく、よほど大柄の方以外はゆっくりと浸かることが出来るのではないでしょうか。
こちら源泉かけ流しなのですが、夜12時から朝5時までの時間帯は源泉湯量確保のため湯止めされているそうです。その点だけ注意が必要ですね。
伊東温泉の泉質効能は次の通りです
温泉の成分が肌を包み浴後もぽかぽかと温かく、別名「熱の湯」とも呼ばれ、保温効果が血行を促します。刺激の少ない温泉は単純泉同様に乳幼児や高齢者の方まで楽しめます。
慢性関節リュウマチ・手足の冷え・打撲傷・捻挫・外傷・火傷に適しています。無色無臭、柔らかでどなたでも楽しめる名湯は、文人墨客をはじめ多くの人々に愛されています(引用元:https://www.ito.or.jp/history/)
シャワーにはnemohamoのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープが用意されていました。
さて、みなさんが気になるであろう風呂からの眺めはこんな感じです。かなり大きな窓が浴槽の傍に設置されており、ちゃんと外の景色を眺めることができます。
半露天風呂ですので、窓の一部のみが開放されています。もしかすると部屋によって違いはあるかもしれません。
非常に開放的!というわけではありませんが、雨の日でも外の景色を楽しみながら入浴できるという点は強みかと思われます。窓そのものは大きいのでそれほど不満はないかと…。
ただ、夜に風呂場から星空を眺めるには明かりを全て消して真っ暗にしないと難しいかもしれません。
おしゃれすぎな夕食と朝食!
さて、冒頭で書いたように夕食と朝食は一階のカフェでいただきます。ディナーの時間になるとこんな風にフリーフローのアルコールが用意されます。
水やちょっとした軽食(チーズやナッツ類)も用意されています。アルコールはビール、ワイン、ウィスキー、シャンパンとなんでもありました。全て宿泊代金に含まれています。
こんな感じでつまみながら料理を待ちます。
大きなプレートで料理が出されました。次から次へと料理が運ばれてくるコース形式ではありません。まさしくカフェのプレート料理ですね。
味は文句なしです。お肉は焼き加減もよく非常に美味しい。
こちら口安めのデザートといったところでしょうか。かなり甘めでした。
で、めっちゃ美味いのがこれです。チーズリゾットです。
こんな風にスープをかけていただくのですがこれが本当に美味しい。ここまで美味しいリゾットはなかなかありません。おかわりしたいぐらいでしたね。
最後はコーヒーとデザートをいただきました。このデザートもかなり美味しいです。感想としてはこちらの料理はお酒のお供といった感じかなと思います。あくまでもメインは飲み放題のフリーフロー、それに料理がついてくるという感じでしょうかね。お酒は本当に飲まないと損です。どれだけ飲んでも宿泊代金変わりませんから…(笑)
朝食も同じようにプレート料理でしたが、一人では食べきれない量のパンが出ました(笑)
プレートには卵料理にソーセージにベーコンにサラダとシティホテルの朝食と似たような感じですね。
ミネストローネが美味しかったです。
大人向けの小さな宿
カフェ付きのホテルというより、カフェに宿泊施設がついているという感じなのかもしれません。カフェは朝から晩まで営業していますし、ちょっとした料理やお酒を常時楽しめます。ここで身体を休めながら仕事をする…なんてこともできるでしょう。そして部屋には温泉がついています。
周辺にある高級旅館等に比べれば宿としてのランクは落ちるかもしれません。しかし、ちょっと羽安めをしたいな…と思った時に一人で訪れるには素晴らしい大人向けの宿だと思います。宿泊には年齢制限があるのでまさにうってつけでしょう。スタッフの皆さんは本当に親切でこちらの要望には嫌な顔一つせず対応していただきました。また、そのうち泊まりたいと思います。
データ・アクセス
チェックイン:16:00~19:00
チェックアウト:11:00
客室数:7室
ペット:不可
お子様:不可(0歳から19歳までは宿泊不可)
泉質・効能
カルシウム・ナトリスム一硫酸塩温泉 (低張性・アルカリ性・温泉)
筋肉痛 神経痛 腰痛 冷え症 胃腸の機能低下 睡眠障害 疲労回復 健康増進 など
アクセス
伊東駅より車で約20分
国道135号線から一碧湖方面に向かい車で5分