今回は 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科にある「繭二梁」に宿泊したブログです。2018年12月にオープンしたばかりの比較的新しい宿です。堂ヶ島温泉には珍しい超高級志向のおこもり宿です。非常に気になっていたのですが宿泊代金が高い。ということで安くなるのを待って突撃してきました。非常に楽しみです。
海を目の前にした素晴らしいロケーション
さてこちらが「繭二梁」です。道路を挟んで目の前は海!という場所にちょっと窮屈そうに佇んでいます。
ご覧の通りに目の前は海です。道路を挟んでいるのはちょっと…という人もいらっしゃるかもしれませんが、これだけ近ければ十分だと思います。
早速チェックインといきましょう。出迎えがあるかと思いましたが時間的に早くついてしまったためスタッフの方はいませんでした。
こちらがロビーとなります。チェックインの手続きは部屋で、チェックアウトはここで済ませました。
こちらが館内図となります。全6室の宿ですからそれほど広くはなく、特に迷うような心配は無いかと思います。
全6室の露天風呂客室
繭二梁は全客室に露天風呂が備え付けられています。管理人が宿泊したのは「瑪瑙」という部屋でした。
広さは75平米でベッドルームと居間が一体になっています。
客室の家具は「Bleu nature(ブルーナチュール)」です。1995年にフランク・ルフェーベルによって設立されたフランスの家具ブランドで日本の旅館でこの家具を導入したのは繭二梁が初なんだそうです。部屋ごとにテーマに沿った家具が置かれているようです。
こちらがベッドです。シモンズ製のセミダブルが2台並んでいました。
ベッド脇にはちゃんとコンセントを差し込む場所があります。スマホにせよパソコンにせよベッドで充電しながら利用できるのはありがたい…。
窓側から眺めるとこんな感じです。
ブルーレイ50インチ液晶テレビがあります。
グラスやティーカップなども置いております。
エスプレッソマシーンを発見しました。こいつはいいですね。
なんとウォーターサーバーまであります。
冷蔵庫の中にはビールやサイダー、ジュースなどがありました。これらは全て宿泊料金に含まれています。
なんとアイスまでありました!これはあとでゆっくりと食べたいですね。
クローゼットの中には色浴衣、館内着、パジャマなどがありました。
まあ管理人はこういうものは使用しませんが…。
と、ここで気が付きましたがこの部屋、天井が非常に高いです。圧迫感がまるでありません。
部屋の窓から明かりが差し込むつくりになっています。
化粧室と内風呂
こちらが化粧室です
出来たばかりとあってピッカピカですね。
COBIGELOW(シー・オー・ビゲロウ)のローション等がありました。これはなかなか見ないブランドではないでしょうか。
その他アメニティ類もちゃんと揃っています。
こちらが内風呂となります。
さほど広くありません。家庭用のそれと同じぐらいでしょうか。
内風呂にはテレビがついていました。
圧巻の客室露天風呂
さてそれでは露天風呂を見ていきましょう。風呂はテラスにあります。
こちらが露天風呂です。かなり広いです。
「伊豆随一の広さを誇る」と宿のホームページ書いてありますが確かに広いですね。近場の露天風呂付の宿では富岳群青などがありますが、それと比べても広いような気がします。また、完全源泉100%のかけ流しの温泉だそうです。「加温せず」「加水せず」「循環させず」と何も手を加えていない本物の温泉とのことです。
外から見えてしまう…ということはまあよほど露出しなければ無いとは思います。
湯船につかるとこんな風に見えます。目の前の板が邪魔なのですが…。
このように部分的に外すことが可能です。これで海が見えますね!
これがテラスからの景色です。なかなかの絶景ですよね。
良く晴れている日はもうこんな感じです。ずっとここで暮らしたい…。
ちなみに夜の露天風呂はこんな雰囲気になります。
流石に真っ暗で海は見えませんが、静かになったぶん波の音がよく聞こえます。
夜の露天風呂もオツなものであります。
魅惑のプライベートシエスタ
貸切りリラグゼーションルーム「プライベートシエスタ」があります。エステルームとジェットバスが備えられており、海を眺めながら一人で時間を過ごすことが出来ます。管理人はエステは利用しませんでした…。
こちらが貸切風呂の化粧台です。
この広い空間を独り占めできるのですからたまりませんね~。プライベートシエスタには青と白でコーディネートされ明るく爽やかな「翡翠(ひすい)」とアンバーの色彩で統一された「琥珀(こはく)」があります。今回は翡翠に案内されました。
これがエステ台でしょうか。いつか管理人も利用してみたいものですが…。
部屋にはガウンなど必要なものは全てそろっています。部屋から何かを持ち込む必要はありません。
デラックスなソファがあります。青と白がテーマの部屋というだけあってもどこを見ても青と白に満ちています。
そしてこちらが飲み放題のドリンクたちです。いやいや量が凄いです。お酒にジュースになんでもあります。とても飲み切れません。もちろん飲み切る人なんていないでしょうが…。
こちらがシャワールームです。ここも真っ白ですね…。
そしてこちらが露天ジャグジーです。
温泉ではありません非常に気持ちいいですね。
ごらんくださいこの絶景を!どちゃくそインスタ映えしますよ!
うおおおおおおおお最高!
で、本題なのですが管理人はあえて夕方の時間を指定しました。日が沈んでいく様子を見たかったからです。晴れててよかったです。
太陽が沈んでいき…
だんだんと暗くなっていきます。
皆さんがプライベートシエスタを利用する時は日没時をお勧めします!
プライベートルームへ
繭二梁にはプライベート個室があり、宿泊客はいつでも自由に利用できます。ただ、この個室は宿泊室とつながっているわけではありません。「ゲストルーム」から渡り廊下でつながる本館に向かう必要があるのです。そこに和の設えにダイニングテーブルを配した「プライベート個室」があります。予約サイトの説明が不足しているケースがあるので管理人がここに書き記しておきますね。
こちらがプライベート個室です。食事もここでいただくことになります。
テレビもあるので部屋ではなくここで時間を過ごすのも良いと思います。
プライベート個室には巨大なベッドソファが置いてあります。また、窓からは海を見渡すことが出来ます。
この部屋は自由に使うことが出来るのでソファでゴロゴロしながら海を眺めるのもアリですよ。「ゲストルーム」と「プライベート個室」、2部屋合わせての専有面積は150㎡となっています。宿泊室全体の広さではないので間違えないように…。
夕食と朝食を堪能
お楽しみの夕食です。和洋折衷のフレンチ懐石とのことなので楽しみですね。
まずはフォアグラとフランと菊芋のフルーテです。フレンチに詳しくない管理人でも美味いということは分かりました。
続いてフランス産シャラン鴨のスモークとフルーツです。鴨肉はマジで美味しいです。
相模湾産金目鯛と本鮪のしゃぶしゃぶです。急に和が強くなりました。管理人はしゃぶしゃぶ大好きであります。
メインディッシュ。駿河湾産伊勢海老のポワレです。量が少ないのが残念です。
こちらもメインです。静岡産和牛のサーロインステーキです。美味しいのですががっつりいけないことだけが残念です。
続いて炊き込みご飯と赤だしです。この流れで米と味噌汁が出てくるのは意外ですよね(笑)
モンブランとチョコレートのソルベ、カシスのえきゅーむです。おしゃれなうえに美味しい…。
最後はコーヒーと小菓子をいただきました。甘いもの食べ過ぎたかも…。
翌朝の朝食です。彩り豊かで見た目が楽しいですね。
こちらの大皿に乗った料理たちなのですがまずいものはありません!子供も喜びそうな感じがします。ただお子様は不可なんですよね…。
サラダも新鮮でおいしい!
このスープも美味しいです。部屋に持って帰って飲み続けたいぐらいに…。
デザートもあっさりで美味でございました…。
2泊目の夕食と朝食
実は、管理人は2泊してしまいました。お金が無いと言いながらまたも散財です。いい加減に責任のある大人になりたいものです…。せっかくなので二日目の料理も紹介します。
まずはカリフラワーとムースのズワイガニコンソメジュレです。
続いて駿河湾産赤座海老のサラダです。贅沢しています…。
こちらお造りで本鮪となります。
駿河湾産ヒラメのバブールです。
こちら静岡産和牛のフィレ肉とフォアグラのポワレです。トリュフソースがかかっています。
次はリゾットが出てきました。ポルチーニたけのリゾットです。
デザートは葡萄とフレッシュハーブのジュレ、ホワイトチョコレートのムースヴェルヴェーヌのクリームグラッセです。
最後にまたまたコーヒーとお菓子をいただきました…。
夕食後のありがたい気づかい
夕食後、部屋に戻るとこんなものが…まさか夜食でしょうか
中身はお菓子でした。こういうちょっとした気遣いがありがたいですねえ。
最後に宿から見える景色を
まあ非常に高い宿です。独身の管理人だからできる贅沢だと思います。それでも泊まる価値はあるかと思います。サービスに問題ありとの評もネット上にはありますが管理人としては特に気になる部分はありませんでした。欲を言えばチェックイン時間がもう少しはやいと有難いのですが…。
アクセス・データ
チェックイン:15:00~18:00
チェックアウト:12:00
室数:全6室
ペット:不可
お子様:不可
お風呂
■貸切風呂の数: 2
■営業時間: —
■温泉: あり
■かけ流し: あり
■にごり湯: なし
■補足事項: 源泉100%
効能
【泉質別適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
アクセス
【車で】東名・沼津IC(または新東名・長泉沼津IC)より国道136号線経由約2時間
【電車利用で】東海道新幹線・三島駅からバス約2時間 または 伊豆急行線・伊豆急下田駅からバス約1時間