超絶景を独占!「滝元館 遊季の里」宿泊記

今回は岐阜県養老郡養老町にある「滝元館 遊季の里」に宿泊したブログです。養老というと、受験勉強で覚えた元号「養老」の由来となった土地ですね。ここに知る人ぞ知る素晴らしい宿があると聞いていました。それが「遊季の里」さんです。勿論、お一人様OKでした。

養老駅で下車して養老山へ

宿への道のりですが、近鉄養老駅で下車、そこからは事前に電話で予約をすればどう送迎バスを出してもらえます。ちなみにこのお店は養老駅の前にあるきび羊羹屋さんです。きび羊羹は養老の名産品だそうです。宿のお土産コーナーでも買えますが、こちらで購入する方がいいでしょうね。

曲がりくねった道をバスで登って行くと宿が見えました。

山の中腹にある宿といった感じで、周りには木々が生い茂っています。

360度このように山の木々に囲まれた環境です。見渡す限りの緑色で心が洗われそうです。また、紅葉の季節には素晴らしい景色が広がりそうですね…。

フロントでチェックイン

チェックインとチェックアウトはこちらのフロントで行いました。

フロントには観望の良い展望ラウンジがあります。

このラウンジでも部屋からの観望に期待の高まる光景が広がっています。

こちらでウエルカムドリンクと和菓子をいただきました。

絶景の部屋「夕月-Yuzuki-」

今回は「夕月-Yuzuki-」に宿泊しました。2018年にリニューアルされたとのことで、遊季の里では最も新しい部屋になるようです。

扉を開けるとこのような部屋になっていました。間取りは和室10畳+ベット+露天風呂です。

和室10畳なので一人で過ごすには十分な広さです。

一応部屋にはテレビもありますが、滞在中はテレビを見て過ごすことは殆どないでしょう…。

無駄な華美さのない落ち着いた部屋だと思います。

そして素晴らしいのが大きな窓の真ん前に置かれたベッドです。

マットレスのメーカーは分かりませんでしたが、寝心地はよかったですね。

ベッドからの眺めはこんな感じに!この絶景を寝っ転がりながら楽しめるのは素晴らしい!

ベッドの上からだとこんな感じです。こんな景色を楽しめる宿はそうそう無いでしょう…。

広々とした客室露天風呂

さて、それではお楽しみの露天風呂を見ていきましょう。

夕月の露天風呂はベッドから直行できます。ベッドの目の前にお風呂というのも不思議な光景ですね。

御覧の通り、なかなかの広さです。やや体格が大きめの方でも十分にくつろげると思います。

こちらは神経痛や筋肉痛などに効くようです。最近は部屋まで温泉がひかれていない宿も有るので有難いですね。

湯船からはこんな景色が見えます。これは素晴らしいです。濃尾平野を一望ですね。

天気がよく、晴れ渡っていたため、遠くまで見渡すことが出来ました。

朝と夜の露天風呂からの観望

夜の露天風呂はこんな雰囲気になります。

露天風呂から見る夜景はこんな感じ…。

明け方の露天風呂です。

日の出ごろの時間にはこんな光景を見ることが出来ます。

冷蔵庫と嬉しい気づかい

恒例の冷蔵庫チェックです。

色々入っていましたがこれらは全て有料です。最上級の特別室には冷蔵庫の飲料が無料になるプランがあるようです。

ただ、こちらのスパークリングワインはサービスとして無料でついてきました。

カモミールティーとコーヒーの心遣いがありました。

こういったサービスは嬉しいですね!

内風呂とアメニティ類

部屋には内風呂もあります。シャワーで身体を流す時はこちらでということになりますね。

洗面台は古いデザインですがとても清潔でした。

歯ブラシ、ブラシ、レザー、コットンセット、髪留め、ドライヤー、拡大鏡、女性用(化粧水、乳液、クレンジング)男性用(化粧水、整髪料、アフターシェーブローション)ソーイングセット、絆創膏など、必要なものが揃っていました。

シャンプー類はPOLAでした。

浴衣やバスタオルなども2人分用意されていました。

露天風呂の入口にもタオルが置いてあります。

超豪華な夕食

夕食と朝食はこちらの食事処「かしわ野」でいただくことになります。

個室から見た景色はこんな感じです。

夕食はいくつかのコースを選ぶことができます。この日は「至高の美食懐石」を選択しました。“食の極み”を愉しんでみたい「旅ツウ」の為にご用意する、味わいも、器も、ロケーションも全てにおいて<当館最高峰の懐石>とのことです。

まずは食前酒と先付と前菜です。

飛騨牛の時雨煮とバイ貝の酒塩煮がかなりの美味でした。

アスパラ豆腐はいったいどんな味なのかとビクビクしながら口に運びましたがあっさりした味で食べやすかったですね。

続いて伊勢海老、シマアジ、本鮪、ヤリイカです。

山の宿ではあるのですが海の幸も文句なしの味でしたね。

更に飛騨牛のしゃぶしゃぶです。岐阜といったらやはり飛騨牛なんですねえ。

うーん見事なお肉です。

タレをつけていただきますとマジ美味い!

続いて登場したのは飛騨牛のシャトーブリアンです。ちなみにシャトーブリアンとは牛のヒレ肉の中で中央部の最も太い部分のことです。

これをヒマラヤ岩塩で焼きます。これはかなり美味いですよ…。

良い匂いが漂います。お酒を飲みながら焼けるのを待ちます。

ご覧ください。このブリッブリの油の乗り方を!柔らかくて大変おいしゅうございました。

続いて煮物です。管理人はパプリカが苦手なんですが意外と食べられましたね…。

どんどんいきましょう。次は焼き魚で鮎の塩焼きです。管理人の大好物です。ぶっちゃけ肉より美味いかも…。

最後はごはんと汁ものと漬物が出てきました。いつも思うのですが、ごはんと汁ものは最初から出てきても良いような気もします…?

デザートはメロンマンゴーサクランボミントでした。

部屋に戻ったら夜食が置いてありました!こういうちょっとした心遣いが嬉しいんですよね。

夜食はおにぎりと梅干でした。

朝食もなかなかの業火さだった

次の日の朝の朝食です。

昨日の夕食でだいぶお腹が膨れていたのですが朝食もバラエティ豊かなものがでてきました。

このサーモンはめちゃくちゃ美味しかったです。

管理人はアスパラがそんなに好きではないのですが、これは割と食べられましたね…。

定番ですけど冷ややっこが気に入りました。

お昼は抜きでいいかな~と思う程度のボリュームがありましたね。

館内散策&お土産

暇だったのでブラブラと館内を散策しました。

展望風呂もあるのですが、このご時世ですし、管理人は大浴場があまり好きではないので今回は入りませんでした。

お土産コーナーがなかなか充実してました。

養老サイダー!聞いたことあります。

ラウンジからの景色です。朝の館内はとても静かで落ち着ける雰囲気です。

養老町の歴史についてちょっとした解説がありました。勉強になりますね。

とにかく部屋からの景色が素晴らしかった

とにかく部屋からの景色が素晴らしく、その点では文句のつけようがない宿でした。その一点だけでもお金を払う価値があります。

少し不満があるとすれば料理でしょうか。もう少し養老独特というか、この地方の名産品が出てきたらよかったかなとは思います。とは言え、総評としては素晴らしい宿だったと思います。ぜひお薦めします。

施設データ・アクセス情報

室数:全11室 ペット:不可 お子様:不可
チェックイン 14:00~19:00 チェックアウト 11:00

お風呂
■大浴場の数: 2
■温泉: あり
■かけ流し: なし
■にごり湯: なし
■補足事項: 加温、加水

■露天風呂の数: 2
■温泉: あり
■かけ流し: なし
■にごり湯: なし
■補足事項: 加温、加水

■温泉の泉質: ナトリウム・カルシウム塩化物泉
■温泉の効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、きりきず、やけど、慢性皮膚病、婦人病

■電車にて
・JR東海道新幹線岐阜羽鳥駅より車で約40分
・私鉄近鉄養老線養老駅より車で約10分
■車にて
東京・名古屋方面
・名神高速道路養老JCTより約15分
・名神高速大垣ICより約20分
大阪・京都方面
・名神高速大垣・関ヶ原ICより約20分
・東名阪桑名東I.C.より約40分

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