今回は静岡県伊豆半島の南端下田外浦にある「別邸 洛邑」に宿泊したブログです。客室数はわずか8室、全室露天風呂付のスイートルームとなっているおこもり宿です。目の前に広がる下田の美しいビーチが評判ということで、温泉と海に目が無い管理人としては是非とも訪れてみたい宿でした。熱海駅から伊東線伊豆急行線で1時間20分、伊豆急下田駅からはタクシーで5分ほどですが、事前予約で送迎をお願いすることが出来ます。せっかくなので利用した方がいいでしょうね。
部屋
では、まずは宿泊する部屋を見ていきましょう。全体的に落ち着いた配色で大人な雰囲気を醸し出しています。
露天風呂はテラスにあります。
この奥が内風呂ですね。
畳のスペースもあるので腰を落ち着けることも出来ます。布団を出していただけるかどうかは尋ねるのを忘れてしまいました…。
こちらがベッドです。枕元に電話とコンセントも完備しています。
ベッドの横にはミニバーと机があります。全体的に無駄を省きつつ必要なものは全て取り揃えている印象でしょうか。
畳スペースからベッドを眺めるとこのように
畳スペースから全体を見渡すとこのようになっております。
この奥がドレッシングルームと内風呂です
全体的に落ち着いて雰囲気なのですが、この洗面台だけが異彩を放っていました。ここだけザ・バブルとでも言いたげな雰囲気です。もちろん清潔感はあったので別に気になるようなものでもありませんが…。
アメニティ類の一部はオリジナルブランドのようでした。一通り揃っているので外から持ち込む必要は無いでしょう。
スキンケアプラスイで!
さて内風呂に入る前にはなんとDVD再生機器が置いてあります。実はらくゆうの内風呂は寝湯となっており、天井にテレビがついています。風呂に入りながらDVDを鑑賞することができますね。部屋にあるDVDはドキュメンタリーものオンリーで映画などはありませんでした。頼めば他にも用意してもらえるのかもしれません。
こちらが内風呂です。パッと見でお分かりいただけるかと思いますが寝ながら入る寝湯となっています。
このように天井にテレビがついています。
このような感じで湯につかりながらテレビを見ることが出来ます。
さて、こちらがお楽しみの露天風呂です。成人男性がゆっくりとつかれる大きさがありました。管理人が宿泊した時には湯加減もちょうどよかったので調節する必要は有りませんでしたね。
露天風呂の隣にはウッドチェアがあります。湯上りにここで涼むこともできますが、外のビーチには人がいますので丸裸だとちょっと困ることもあるかもしれません。
ミニバーをチェック
さて忘れてはいけないミニバーチェックです。紅茶、コーヒー、グラス類はちゃんと揃っています。
冷蔵庫の中には白ワイン、ビール、ジュース
シャンパン、炭酸水、梅酒、日本酒、ビール、ウーロン茶などがありました。ぜひガバガバ飲んでしまいたいところですが…。
こちらは全ての有料となっていますので飲み過ぎには注意しましょう。
目の前に海
部屋からはビーチと海をこのように眺めることが出来ます。プライベートビーチではないので地元の方もいらっしゃいますが、管理人が訪れた時期には殆ど人がいませんでした。沖に浮かぶ岩礁には筆島、鷲島、根島、神楽島、赤根島などの名がつけられているそうです。
このようにビーチへ降りることも可能なので後ほど写真を載せていきます。
プールもありますが管理人は利用しませんでした。
それではビーチに降りてみましょう。白い階段からビーチに降り立ちます。
まさに絶景です。周囲には誰もいなかったので完全に独り占めでした。
ビーチに腰を下ろしてぼけっと眺めていました。
誰もいません。この状態なら一人では無く誰かと一緒に楽しんだ方がいいかもしれませんね…。
日が完全にのぼっている時間帯のビーチです。澄んだ海の美しさが目をひきます。
落ち着いた雰囲気でいつまでも眺めていることができますね。
この景色を見るだけでもこの宿に泊まる価値があると思います。もはや気分は沖縄です。これだけ美しいビーチを落ち着いて楽しめる宿が本州にいくつあるか分かりません。景色を楽しんだら次は食事をいただきます。
食事へ
こちらが宿泊日のメニューでした。カルパッチョは写真を撮り損ねてしまいましたがとても美味しかったことをご報告しておきます。
サラダもローストもとても美味しかったです。
鮑の料理というとどこの宿も量は控え目の印象ですがここはガッツリでした。もちろん味は言うことなしです。
どの料理も美味しかったのですが、この海老だけは平凡な印象がありました。もちろん不味いということはありません。
あしたか牛のグリルです。野菜も肉も絶品でした。
こちらは食後にいただけるチーズ
パンはおかわり自由です
デザートもなかなかの量でした。味付けはかなり甘めでこの後いただいたコーヒーが美味しく感じましたね。
全体的な印象として味付けは濃い目で量もそれなりです。食事の面から言えばどちらかと言うと男性向けの宿なのかもしれません。次は朝食を見ていきましょう。
明け方にビーチでぼやっと海を眺めたあとに朝食をいただきました。明るい時間帯なら海を眺めながら食事をすることができます。
このサラダがなかなかの量です。食べきるのに結構な時間がかかりました。もちろん味は素晴らしいものです。
皿だの後はメインのオムレツとソーセージとベーコンが出てきます。
かぼちゃのスープはちょうど良い量でした
パンはおかわり自由ですが、朝食ということを考えるとその必要はないかと…。
これだけ食べた後にデザートのフルーツが出てきます。夕食も朝食もかなりガッツリ系です。管理人のような男性宿泊客にとっては嬉しいですが、女性には少し量が多いかもしれません。
ゴージャスな宿で静かに海を眺めたい時に
総評ですが、一人一泊10万円前後の宿としては十分な水準だと感じました。宿の目の前に広がるビーチを楽しめるだけでもかなりの価値があると思いますし、設備面でも特に不満があるような点は無かったので満足です。スタッフのサービスは非常に丁寧でつかず離れずといった印象でした。ちなみに、こちらの宿は会員制の宿となっています。ホームページには入会金や年会費などが記載されています…
個人レギュラーメンバー 記名1 名
【入会金】1,000,000円(税別)【年会費】60,000円(税別)
【会員特典】10年間(年会費納入による年次更新制)
【会員資格期間】
別邸洛邑の室料が10 年間に渡り、毎年5泊(休前日3泊・平日2泊)が権利泊として無料となります。
同伴ゲスト様の室料は30,000 円(税別)でご利用頂けます。http://raku-yu.jp/member/
このようになかなかのお値段となっています。会員になるとヘリコプターやクルーザーの利用なども出来るようです。もし興味がある方は問い合わせてみてもいいかもしれません…。
施設データ・宿泊料金・アクセス情報
客室数 全8室 / 全室露天風呂付きスイートルーム
チェックイン 13:00 / チェックアウト 11:00
宿泊料金 88240円~
【車】
■東京-(東名高速厚木IC)-東海岸-下田(約3時間30分)
■名古屋-(東名高速沼津IC)-天城越え-下田(約4時間30分)
【電車】
■東京-(踊り子号約2時間40分)-伊豆急下田
■東京-(新幹線約1時間)-熱海駅-(伊東線・伊豆急行線約1時間20分)-伊豆急下田
■新大阪-(新幹線約2時間30分)-熱海駅-(伊東線・伊豆急行線約1時間20分)-伊豆急下田
※伊豆急下田駅より車で5分(無料送迎あり)
高級宿はどこで予約するべきか?
管理人は「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」で予約することが多いです。
その他には「Relux」「じゃらん」「るるぶ」などを利用していますが頻度は低いと思います。
楽天を使う理由は管理人が楽天経済圏に住んでいるからです(モバイル等は使ってませんが…)
一休についてはポイント還元プログラムとダイヤモンド会員特典が気に入っています。
このダイヤモンド会員特典は、冷蔵庫の中身が無料になったり特別なお土産がもらえたりもします。
ただ、Yahooトラベルも独自の経済圏でお得なポイントプログラムが用意されています。
Reluxにも特典がありますし、るるぶやじゃらんもそれぞれ割引プログラムなどがあります。
ただ、このサイトで紹介している様な高給宿に泊まることを考えると、「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」か「Relux」のいずれかになるでしょう。
と言うのも、るるぶやじゃらんには登録されていない宿もあるからです。しかしたまに驚くような安さになったりもするので油断はできません。