最高の雪見風呂!「ryugon(龍言)」宿泊記

今回は新潟県南魚沼市坂戸にある「ryugon(龍言)」の宿泊ブログです。部屋は「Villa Suite Terrace」です。管理人は交通の便の問題で新潟県にはなかなか足を運ぶことができません。龍言という評判の良い宿があることは知りながらなかなか泊まることができていませんでしたが、このたびついに宿泊がかないました。奮発して新しく広い部屋に泊まったのではりきってレビューしていきます。

いざ雪国のryugonへ

ちょうど季節が冬だったこともあり、管理人が宿に着いた時にはすっかり雪が降り積もっていました。

宿敷地内もこの積もり方です。とは言え、迅速に除雪がなされており宿までの車移動には特に問題は無かったので流石雪国と言うべきでしょうか。

ロビー・ラウンジ・バー

入ってすぐがロビーとなっており、土産物屋も併設されています。また、ロビーにはラウンジやバーも備えられています。

ロビーラウンジはとても広く、このように大きなクッションが置かれている空間もあれば

このように畳張りの和式ラウンジ空間もあります。ここは宿泊客が自由に利用できます。

ラウンジには軽食(和菓子)とドリンクバーがあります。朝7時から夜24時まで利用可能です。

お菓子は饅頭やせんべいなど、和菓子が何種類もありました。これは食べ過ぎ注意です。

ドリンクもジュース、お茶、コーヒーなどが揃っていました。

管理人も我慢ができずに饅頭とコーヒーをいただいてしまいました…。これらは部屋に持ち帰ってもいいようです。

更に、ラウンジの隣にはバーも併設されています。

24時間営業…とはいきませんが、スタッフの方を呼んでお酒をいただくことができます。

ここにも軽食があります…。誘惑が多いことです。

ラウンジはまだまだスペースがあり、こんなカウンター席もありました。

大きなソファにこしかけて庭園を眺めることもできます。部屋数に対して充実しすぎな気がします(笑)

部屋までの道のりも真っ白!

宿泊する「Villa Suite Terrace」へ向かうにはやや長い廊下を通る必要があります。この廊下が吹き曝しとなっており真っ白でした。壮観です。

廊下の脇に見える庭園も真っ白です。もし吹雪いている時にここを通るのはなかなか大変だと思います。

ちなみに夜はこんな感じになります。この時間は雪が降っており、寒さに震えながら写真を撮りました(笑)

この寒さ、果たして皆さんに伝わるでしょうか…。

「Villa Suite Terrace」に感動

さて、それでは「Villa Suite Terrace」を見ていきましょう。

「Villa Suite Terrace」は2022年9月に新しく完成した部屋です。100平米近い広い空間にプライベートキッチンも備え付けられた長期滞在向けの部屋ですね。

部屋正面は庭園の水盤に面しています。冬はとても素敵なのですが夏は虫が少し心配かも…?

リビングには大きなソファがあり、ここで寝ることもできそうでした。

部屋にある家具は全て岡山県西粟倉村「ようび」がryugonのためにつくったオリジナルライン「snow cover」で、無垢の板を削り出して作られた職人の手作りなんだそうです。

天井はとても高く、圧迫感は全くありません。非常に広々とした空間です。

こちらが部屋付きのプライベートキッチンです。

希望に応じてシェフを部屋に派遣してプライベートダイニングを用意してくれるそうです。もし長期滞在をする場合は利用してみるのも面白いかもしれません。

これがベッドルームです。ハリウッドツインの大きなベッドです。

ベッドルームは無駄が明かりが入ることのないようにデザインされており、落ち着いて眠ることが出来ます。

一応、ベッドルームにはテレビがあります。ただ、せっかくの旅行でテレビを見るのは勿体ないでしょう…。

長期滞在に万全の備え!至れり尽くせりのサービス

さて、冷蔵庫などを見ていきましょう。

ジュース、お茶、ビールがありました。オールインクルーシブなのでこれらは全て宿泊料金に含まれています。

もちろんコーヒーメーカーなども備えられています。コーヒーミルとフェアトレードのコーヒー豆があります。

コーヒーカップ、グラス、湯呑にもこだわりが感じられます。

また、こちらのタブレットでルームサービスを頼むことが出来ます。

ちょっとした軽食からステーキのような本格的料理に加えウィスキーなどのアルコールも充実していました。これならおこもりするに困らないでしょう。

ひとつ頼んでみましたが、とても美味でした。待ち時間もそれほどなく、頼めばすぐに調理してもらえるようです。

部屋着の浴衣やタオルなどは頼めば新しいものをいただくことができます。

このちょっとしたサービスが嬉しいですよね。

ドレッシングルーム・内風呂

続いてドレッシングルームと内風呂を見ていきます。

アメニティはとりあえず二人分が用意されていました。こちらも頼めば補充してもらえるでしょう。

タオル、バスローブも二人分です。

シャンプー類は地元のオリジナルブランドのようでした。ちゃんと確認できませんでしたが…。

トイレは清潔そのもの、全く問題ありません。

ドレッシングルームから内風呂、露天風呂付テラスへと繋がっています。

これが内風呂です。洗い場、シャワー付きですがそれほど広く有りません。せっかくなので露天風呂に入りましょう!

豪華すぎる露天風呂付テラス

さてようやく露天風呂です!ご覧くださいこの広さ!

風呂は庭園の水盤に面しており、まるでインフィニティプールのようです。間違えて水盤に足を入れたりしないように…

成人男性が十分にくつろげる広さが確保されています。もちろん源泉かけ流しです。

泉質は、疲労回復に効果があるとされているナトリウム塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。また六日町は昭和39年に国民保養温泉地に指定されており、無臭無色の温泉は、肌にもやさしく湯あたりしづらいのも特徴です。ゆっくりとお湯に浸かり、日頃の疲れを癒やしていただけます(引用元:https://ryugon.co.jp/service/)

肩までつかるとこんな感じ。本当にインフィニティプールみたいです笑

水盤のおかげで実際以上に広く感じてしまいます。

この露天風呂だけでもお金を払う価値があります!本当に素敵な雪見風呂でした。なお、屋根があるので多少の雨や雪なら問題なく入ることが出来ます。

雪国ガストロノミーの食事

食事は夕食朝食共にメインダイニングでいただきました。先述したように部屋食も可能なようですが、今回は利用していません。

ダイニングでは、雪国で食べ継がれてきた野の食材、民俗文化を今に伝える伝統料理などをベースにした「雪国ガストロノミー」が提供されます。

雪国ガストロノミーは、山菜やきのこといった山の恵みや発酵食品、雪室(ゆきむろ)で保存された野菜など雪国の暮らしに欠かせない食材を中心にした料理です。旧龍言の伝統を受け継ぎ、炭火焼、立焼をその場で提供できるように、レストラン中央部に囲炉裏を配しています。ディナータイムには、旬の素材を職人がじっくりと焼き上げた肉や魚を提供いたします。地元産の日本酒やワインとともにお楽しみください(引用元:https://ryugon.co.jp/dining/)

ダイニングはこんな感じです。宿泊客が多い時はそれなりに賑やかになるかもしれません。ただ、席の間はそれなりに広く空いているのでさほど気にならないでしょう。

ダイニングからも白い雪を愉しむことができました。

さて、肝心の料理です。まずは雪国とせなのですが、こちらは全体的に薄い味付けでした。管理人自身が田舎者で、地方の料理は味付けが濃いというイメージがあったのでこれは意外です。

続いて汁ものです。こちらはよく出汁がきいていて美味しかった。

佐渡ぶりです。これはグッドです。ぶりっぶりでよかった…

里芋ときのこの豆乳グラタンです。美味しかったのですが、少し熱が失われていたのが残念でした。

鮮魚の焼き漬けです。

米粉温麺です。これはあまり印象に残りませんでした…。

にいがた和牛の低温ローストです。これは好みが別れるかなと思います。肉そのものは美味しいのですが。

そしてこれです。これがメインディッシュと言っても良いぐらいの衝撃でした。。。魚沼産コシヒカリの一等米がめちゃくちゃ美味しいのです。少し塩味がきいていていくらでも食べられます。
米なんて全部同じでしょ?と思う方もいるかもしれませんがこれはマジで美味いです。

このけんちん汁も美味でした。というかコメが美味いのでお供はなんでも美味しくなる気がします。

最後にデザートのあんぱ柿のパウンドケーキをいただきました。

このまま朝食も紹介します。テーマは「雪国の朝ごはん」です。

盛りつけも綺麗でとても美味しそうです。

この魚沼きのこ鍋も美味しいです。

きんぴらやおひたしなども美味しいのですが、やっぱり米です。魚沼産こしひかりが美味しすぎてついつい食べ過ぎてしましました。皆さんもコメだけは絶対に食べた方がいいですよ。

おまけ・土産屋

館内にはそれなりの広さの土産物屋があります。色んなものがあったので少し写真を載せますね。

こういった小物から…

お酒や地元のお菓子などいろいろなものがありました。せっかくなのでお土産を買うことをお勧めします。

新潟でおススメしたい宿のひとつ

全体的に見て良い宿だと思いました。特に部屋付きの露天風呂には文句のつけようがありません。雪見風呂を楽しむことが出来たのも大変にポイントが高いです。新潟、というより北信越地域の中でもおススメできる宿のひとつだと思います。

残念な点があるとすれば夕食の「雪国ガストロノミー」の独自色がイマイチ伝わってこなかったことでしょうか。美味しいのは確かなのですが、もっと地元色が出ていればな~とは思います。
とは言え、米の美味さは絶対に間違いありませんので、そこだけはがっかりすることはないはずです。

データ・アクセス

チェックイン:15:00~24:00
チェックアウト:12:00
客室数:29室
ペット:不可
お子様:可

泉質・効能
ナトリウムー塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛、五十肩、運動麻痺、筋肉のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔症、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、末梢循環障害、うつ状態、皮膚乾燥症

【電車(JR)利用】
JR上越線六日町駅東口より徒歩約20分またはタクシー約6分
※越後湯沢駅西口目の前の「HATAGO井仙」より送迎有(要予約※前日18時まで)

【車利用】
関越自動車道 六日町ICより10分

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