今回は、2018年秋に新しくオープンした「熱海さんが」に宿泊したブログです。
さんがには貴賓館・本館合わせて、華・渚・峯・月・海・蒼・山と7つの部屋があります。全室オーシャンビューの露天風呂付客室となっています。今回は最もお値段の高い「山」に宿泊しました。最も良い部屋を一人で利用できる旅館というのはなかなか珍しいと思います。大概はランクの落ちる部屋のみというケースが多いですからね。
最上階「山」
熱海駅から乗り換えて伊東線網代駅にて下車、駅からはタクシーで宿に向かうことになりますが、代金の方は全て宿持ちとなっています。ありがたいことですね。到着が夜になってしまったため、施設の外観を撮影することができませんでしたが、急こう配にある為に登りは車が大揺れで大変でした…。
さて、こちらが4階の「山」となります。
御覧のように大きな窓から海を一望できます。家具はジョージナカシマ、高級感に溢れています
こちらがベッドです。到着日に疲れ果てて使用してしまった後の撮影となりお見苦しいところがありますがご容赦ください。
窓側から見るとこのような感じになっています。
こちらはチンパンジーベッドです。テレビを見る時はここで、というのがありでしょうね。管理人は使用しませんでしたが…。
ハイクラスの部屋にはつきもののこのような設備もちゃんとあります。
こちらはミニバー。管理人は部屋に入ったらまずミニバーをチェックしてしまいます。
ここを見るとサービスの質が分かる…とは言いませんが充実していれば期待が高まりますね。
コーヒー、紅茶類も揃っています。この手のものは持ち込む必要は一切ありませんね。
さて、次は冷蔵庫の中身を見ていきましょう。
冷蔵庫をチェック
冷蔵庫にはビール、日本酒、ジュース、シャンパンがあります。ちなみに、これらは全て宿泊代金に含まれていますので好きなだけ飲むことが出来ます。
滞在中は次から次へとがばがば飲んでしまったのですが、夕食や朝食で部屋を空けるたびに補充していただけました。勿論、こちらからお願いしたということはなく、さりげなく補充されているのです。
さすが高級旅館を名乗るだけあってこのあたりのサービスは徹底されていますね。上から目線になってしまうのですが、これだけ高級デザイナーズ旅館が増えた時代とあっては、これぐらい徹底しないとなかなか差別化も難しいのかもしれません。
出来たばかりとあってとても綺麗です。清潔感があり、デザインもオシャレなので言うことないですね。隣のシャワールームからテラスの露天風呂へと続きます。露天風呂を見る前にアメニティをチェックしていきましょう。
一通り揃っており、滞在中に補充していただくことも可能なのでなんら問題ありません。
こちらがシャワールームです。身体はここで洗うことになります。すぐ外が露天風呂なので冬でも寒い思いをすることはありませんね。
客室付き露天風呂
さんがに泊まるにあたって一番楽しみにしていたのはこのお風呂です。
このように、部屋から張り出したテラスに露天風呂が。
海を眺めながらゆっくりとお風呂につかりたいと考えていたのですが、まさにイメージ通りの配置とデザインでした。
管理人は平均的日本人体型(175cm体重60キロ代)なのですが、湯船のサイズは十分な大きさがありました。
部屋の中から見るとこのような感じになっています。すぐそこにお風呂!目の前に海!という感じですね。
腰掛て海を眺めることもできますが、冬は少し寒いかもしれませんね。夏であれば風呂上りに涼みながら一杯…ということもできるでしょう。
湯船につかりながらとった写真です。ご覧いただけるようにまさに絶景です。天気の良い日であれば素敵な景色をながめながらゆっくりとお風呂を楽しむことが出来ます。
次はお楽しみの食事です。一日目の夕食と二日目の朝食を紹介します。
食事はこちらのお食事処でいただきました。客室に隣接した小部屋となっており、窓はありますが特別景観が良いということは無いので、あくまでも落ち着いて食事をする空間ということになりましょうか。ここで食事をしている間に冷蔵庫の中身やアメニティなどを取り替えていただくことができます。昼食はありませんが小腹が空けばおにぎりなどを作っていただけます。
食事へ
お造りも鮮度が素晴らしく言うことなし。本当に美味しいです。
こちらの海老は本当に美味しかったです。大食漢の管理人にとっては量が少ないことだけが残念でした…。
ごはんものは握り寿司となっています。白いご飯もいただけるのかもしれませんが、生憎と聞きそびれてしまいました。至れり尽くせりのサービスぶりだったのでひょっとしたら白いご飯もお願い出来るかもしれません。
見た目も味も素晴らしいのですが、ガッツリ食べたい!という人にとってはちょっと少ないかもしれません。逆に女性やお年寄りであればちょうど良い量ではないでしょうか。「さんが」に宿泊して外を歩きまわるということは恐らく無いと思いますので、これぐらいの量がちょうどよいかもしれません。しかし、夜食にお握りなどを握ってもらうことも可能なのでガッツリ派もお腹を空かせて困ることは無いと思います。次は2日目の朝食です。
お米には自信アリとのことで非常に美味です。
こちらの乾物は地元の特産品だそうです。その日によって変わるそうですが、こちらはかなり美味でした。お土産に買ってもいいかもしれませんね。
メインのアクアパッツァですがこれも美味しい。朝食とは思えないほど手間がかかっています。
夕食が少し少なめかな?と感じるのに対して朝食はちょうどよい量でした。
こちらの熱海ビールを飲みながらお風呂につかり、体が火照れば涼み、部屋でだらだらと過ごしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
さんが自らおこもり宿とうたっているように、部屋から出ることなくお風呂に入り放題、喉が乾けば冷蔵庫のものを飲み放題ですし、小腹が空けばおにぎりなども握っていただけます。
基本的にはいわゆるオールインクルーシブで宿泊代に全て含まれますので気兼ねなく過ごすことが出来ます。熱海を観光するぞ!と意気込んで泊まる宿では無く、日頃の疲れをとるためにゆっくりと過ごしたい人におススメできる宿ですね。
サービスの質は同価格帯の宿の中でもかなり高い方だと思いました。また、おひとり様客にこれだけのサービスと設備を提供する宿はなかなか無いと思います。個人的には熱海のおひとり様旅館の中ではトップクラスの質を誇るものだと感じます。ぜひ連泊してほしい宿だと思います。
施設データ・宿泊料金・アクセス情報
客室数 全7室 / 全室オーシャンビュー・露天風呂付き
チェックイン 16:00 / チェックアウト 10:00
〈泉質・効能〉
泉質 …ナトリウム−塩化物泉
効能 …末梢循環障害・胃腸機能の低下・きりきず・冷え症・うつ・乾燥症・疲労回復・便秘
宿泊料金
華・渚・峯・月 63,000円 (税別)お一人様 1泊2食付
海・蒼 81,000 円 〜 (税別)お一人様 1泊2食付
山 90,000 円 〜 (税別)お一人様 1泊2食付
【電車】
JR熱海駅経由 JR伊東線「網代」駅下車、タクシー10分(旅館負担)
高級宿はどこで予約するべきか?
管理人は「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」で予約することが多いです。
その他には「Relux」「じゃらん」「るるぶ」などを利用していますが頻度は低いと思います。
楽天を使う理由は管理人が楽天経済圏に住んでいるからです(モバイル等は使ってませんが…)
一休についてはポイント還元プログラムとダイヤモンド会員特典が気に入っています。
このダイヤモンド会員特典は、冷蔵庫の中身が無料になったり特別なお土産がもらえたりもします。
ただ、Yahooトラベルも独自の経済圏でお得なポイントプログラムが用意されています。
Reluxにも特典がありますし、るるぶやじゃらんもそれぞれ割引プログラムなどがあります。
ただ、このサイトで紹介している様な高給宿に泊まることを考えると、「楽天トラベル」か「一休」か「Yahooトラベル」か「Relux」のいずれかになるでしょう。
と言うのも、るるぶやじゃらんには登録されていない宿もあるからです。しかしたまに驚くような安さになったりもするので油断はできません。